20090731

ちょっとした印象

最近、内外で訃報が相次いだ。
忌野清志郎さんとか、マイケルジャクソンとか、大々的に報道される人ばかりではない。
近くは川村カオリさん。大ヒットという程の作品はなかった。しかし、あの頃、日本の音楽はチャートの外側に面白さがあった。
そして山田辰夫さん。意地の悪いチンピラ役なんかが若い頃は多かった様に思うが、最近は本当にいい役者さんで、個人的には「壬生義士伝」の大野次郎衛門の下人の役。ラストシーンで任侠の大物になった彼が雪の中佇む顔は秀逸だった。
そして金田伊功さん。彼の訃報に触れてピンと来たのならアニメオタクだ。ガンダム以前のサンライズ作品や、「紅の豚」あたりまでのジブリ作品で作画を務めたアニメーターだ。モノが飛ぶ動きの表現に拘った宮崎駿さんが「頭」と渾名し、信頼を寄せた。宮崎駿さんの得意としたアングルの「まわりこみ」と金田さんの表現する動きがあってこそ、ナウシカもシータもトトロもキキもポルコも「飛んだ」のだ。
オレは彼等のファンという訳ではなかったし、特に作品をフォローした訳でもない。
だけど間違いなくオレの中に小さな足跡を残していた。
その足跡が若かったオレの一面を作ってくれた事も間違いない。主を失ったオレの中の足跡と明日からのオレはただまた生きていく。

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